マモたんこと細田守祭り第３弾。何の衒いもなくとにかく楽しい。アクションもいいけど、日常シーンで飽きさせないのがすごい。レイアウトがすばらしい。
現実世界に出てきたデジモンの戦闘に見入ってしまう。深夜の無人の道路で戦う恐竜と怪鳥、子供たちが団地のベランダや窓から眺めているのに、大人はぜんぜん出てこない。おもしろいー。絵空事だからこそリアルというか、子供たちと同じように自分もデジモンを楽しめる特権的地位にいるのがうれしいのか、なんかわからないけど。無人の街と恐竜の戦闘のアンバランスさがまた魅力になっているなぁ。
うは、協力がNEC。ISDNでネットにつないで、すらすら動画が見れて、遅延なしに会話ができて。さすがBiglobe(w 子供がデジモンを楽しむ特権的地位にいるのはこの作品でも同じ。みんながネットごしに戦闘を見、メールで応援しやじを飛ばす。燃えるー。４０分とは思えない展開。仲間とコンタクトできなかったり世界中の子供の声援がメールボムになったりの紆余曲折と、三度の戦闘の緩急。最後のたたみかけもまたすばらしい。ガールフレンドが最後まで電脳世界に出てこないのがいい味だしてる。
